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  交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部
 国内着目都市 富士吉田市、富士宮市など(静岡県など)
主な方向性
更新日時
公共交通不便地域での環境負荷の軽減にも繋がる大規模イベント交通対策
平成20年3月
  ESTデータベース記載事項仕様
パーク&バスライド駐車場配置
図 パーク&バスライド駐車場配置
御殿場IC、裾野IC方面からの通行予測量経路図
図 御殿場IC、裾野IC方面からの通行予測量経路図
出典)2007年F1 交通規制図(静岡県警管内)
 
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(1)地域概要

 

対象国
 日本
対象県
 静岡県(御殿場市、駿東郡小山町、裾野市、沼津市など)、山梨県(富士吉田市、河口湖町など)
地域概要
 人口 
 面積 km
交通特性(交通手段別の分担率)
 
当該レース場は通常レース開催時、来場者数5万人、1万台の来場車により来訪されている

       
(2)取組

  ○交通不便地域での大規模イベント来場者交通アクセス対策

概要

   

 期間中28万人、日最大来場者数14万人が来場する大規模イベントF1の開催に応じて道路交通整備が不十分で鉄道でのアクセスも限定される富士スピードウェイにおいて、貸切バス以外での一般来場をパーク&ライドまたはレール&ライドに限定するチケットライド方式を実施し、過度なマイカーの集中と交通渋滞の抑止によりアクセスの確保と結果的に環境負荷の低下に資する取組みとなったもの。

 
 
(3)効果

  パーク&ライド駐車場
     山梨県内に4箇所約6000台分、静岡県内では裾野市内に5箇所4700台分などチケット&ライドで来場する10万人分の駐車場を確保し、輸送を行った。
2007年開催時の静岡県内のパーク&ライド駐車場など配置状況
表 2007年開催時の静岡県内のパーク&ライド駐車場など配置状況
2007年開催時の交通規制状況
図 2007年開催時の交通規制状況(静岡県警管内)
     
 
(4)評価

   特定箇所に特定の時間に大規模な自動車交通の集中と発生が見込まれた大規模イベント型の交通対策として、国内でも有数の交通アクセス対策として注目されるものである。但し、実施後の環境負荷軽減効果については、富士スピードウェイなどからは公表されていない。
個々のマイカーがレース場周辺までアクセスした場合の往復距離、またその場合必ず発生していただろう長大な渋滞の抑止効果を想定すれば、エリアレベルでの環境負荷低減効果は高かったと見込まれる。
 但し、実際の輸送状況では予期せぬ道路陥没なども影響し、レース開始前、終了後ともにシャトルバス運行の大幅な遅延など各種混乱を発生させたとのことである。
 2008年についてはアクセス改善を図るとともに、日あたりの最大来場者数を14万人から11万人に抑制する道路容量などに応じた需要コントロールのもと開催することとなったとのことであり、2年目での開催での円滑なアクセス輸送と、それに伴う環境負荷軽減効果が発揮されることが期待される。
 
(5)連絡先、関係窓口

    富士スピードウェイ 東京営業部 広報・総括課 03-3556-8511
電話番号 03-3556-8511
FAX番号 *********
メールアドレス *********
目次
 
 
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