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  交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部
 海外 ブリスベン市(豪州)
  ESTデータベース記載事項仕様
 
ブリスベン市の公共交通分担率目標(2016年マスタープラン)
図 ブリスベン市の公共交通分担率目標(2016年マスタープラン)
ブリスベン バス専用道路ネットワーク
図 ブリスベン バス専用道路ネットワーク
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(1)地域概要

 
対象国
 オーストラリア
対象州
 クィーンズランド州
対象市
 ブリスベン市
地域概要
 市人口 95万人(従業者数 万人):2005年(ブリスベン市広域圏人口 約177万人)
 面積 1,327km
交通移動概要(2001年、1日)
  自動車分担率
公共交通分担率
自転車
徒歩
77%
7%
2%
14%
 
   
       
(2)取組

  ○The Brisbane Air Quality Strategy(BAQS)
 6つの主要な指針のうち以下の2つが交通に関わっている。
  1.自動車移動のニーズの縮減
  2.自動車利用による排出の縮減
 これに伴い新しい交通マスタープランを策定(目標年次:2016年)

概要
     ブリスベンはBRT路線網を中心に公共交通ネットワークが構築されている都市であり、大学や病院等の大規模集客施設の建設に際し、バス専用道路沿線の駅(停留所)に併設させるように誘導する工夫を行っている。
 さらに自転車道ネットワーク、歩道整備を行うなど、環境保全を実現するために様々な自動車利用の抑制施策に取り組んでいる、豪州を代表する交通戦略都市である。

   
  ESTに係る目標値
    概算排出量:−
目標年次 :2016年
公共交通機関利用者数:22,800人/時→63,800人/時
(目標 ピーク時、180%増、対2002年比)
 
  取組手法
   
低燃費車導入
道路整備
交通管理の高度化
公共交通改善
歩行者空間の充足
行動変容
その他
 
連節バス  
BRT(バス専用道、HOV)、DRT、

歩道整備

トランジットモール   自転車道ネットワーク
  BRT
   

 Bus Wayと呼ばれるバス専用道路を持ち、公共交通ネットワークを形成している。
 都心部では地下バスターミナルを整備するとともに、高速道路沿道のリザーブ用地を活用するなど経済性などにも配慮しており、整備時に大規模施設の立地誘導を行っている。

       
       
(3)効果

  1)実施の効果
     South East Buswayの利用者数は,整備が完了した2001年の前後で42%増加し,現在は1日あたり6万人の利用者数となっている。市当局によれば,自動車利用者からの転換は年間375,000人に上ると推計されている。
       
  2)効果検証の手法の特徴
    詳細は未入手
       
       
(4)評価

     ブリスベンでは、バス専用道路を伴ったバス輸送システムの整備と大規模施設の立地誘導による工夫を行うことで、他の移動手段からバスへの手段転換を促進している。また郊外大型ショッピングセンターの敷地内にバスターミナルの整備を義務づけ、特に駐車場よりもアクセスのよい位置に整備されていることもあってバス利用促進に貢献している。
 このように、土地利用や施設整備と公共交通計画を組み合わせる等の工夫は、わが国も学ぶべき点が多いと思われる。
       
       
(5)連絡先、関係窓口

    TransLink
GPO Box 50 Brisbane Qld 4001,Australia
英文解説ページ http://www.translink.com.au/qt/translin.nsf/index/busway_main
目次
 
 
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