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  交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部
第48回EST創発セミナーin伊勢〔中部〕
目的
   

 三重県伊勢市は、伊勢神宮やおかげ横丁で有名な観光地として、国内外から多くの観光客が来訪します。 鉄道での来訪客は主に路線バスで移動できるよう整備されており、路線バスは生活交通としても多く利用されています。路線バスだけでカバーできない生活交通は、伊勢市コミュニティバス「おかげバス」が補完しており、特に「おかげバス環状線」は、郊外に商業施設・総合病院等が分散立地していても中心駅で乗換不要でアクセスできる、全国的にも好事例の少ない環状方向の路線であり、コロナ禍でも利用増が続いた特筆すべき成功事例です。鉄道との乗継割引を実現したほか、成人を迎える若者が主体となった独創的な利用促進策も実施されました。さらに三重県産の再生可能エネルギーを活用した電気バス導入などで環境意識も醸成しています。
 伊勢市での取組は、全国の様々な地域の観光・生活交通への応用が見込まれます。一方で、マイカー観光も多く、外国人を含めた観光客数の再増加が進む中で、道路渋滞を解消し生活交通を維持しながらのクルマから公共交通への転換が環境負荷低減の意味でも求められています。本セミナーでは、環境的に持続可能な地域交通と観光やその事例に関する講演、伊勢市の取組紹介の後、意見交換を通じて伊勢市での観光の公共交通への転換に向けた今後の展開や、他地域で観光客への意識啓発や地域交通のカーボンニュートラルに取り組む際の課題や解決策などについて議論します。

     
日時
    2024年8月29日(木) 14:20〜17:50
    台風10号の接近に伴い開催延期となりました。延期日程については現在調整中です。
     
開催方法
    会場対面をメインにオンラインでも配信
     
会場
    オランジェ伊勢 クラシックオランジェ
〒516-0028 三重県伊勢市中村町355-1
(近鉄五十鈴川駅下車すぐ)
TEL:0596-23-7733
     
主催
   

国土交通省中部運輸局、伊勢市、EST普及推進委員会、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団

     
プログラム
   
1.
  開会挨拶(伊勢市、国土交通省中部運輸局)
2.
  講演1 「ESTとは? -交通施策が地球環境に貢献できるようにするために-」
    名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和
  講演2 「伊勢周辺地域を含めた観光と生活交通の課題と取組み」
    近畿大学工業高等専門学校 総合システム工学科 教授 中平 恭之
  講演3 「出雲市等の観光地でのクルマから公共交通への転換の取組み(仮)」
    山口大学大学院 創成科学研究科 准教授 鈴木 春菜
3.
  取組紹介 「再エネ由来の電力を使った電気バスの運行や公共交通の利用促進(仮)」
      伊勢地域公共交通会議(伊勢市、三重交通株式会社)
4.
  意見交換 「観光客も生活者も地球にやさしく移動できる社会を目指して(仮)」
      パネリスト:伊勢市、近畿日本鉄道、三重交通、国土交通省中部運輸局
      コーディネーター:名古屋大学大学院 環境学研究科 教授 加藤 博和
5.
  閉会挨拶 公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
   
※上記の発表者・内容等は事情により予告なく変更することがございます。ご了承ください。
 

※当日(8/29)午前中及び翌日(8/30)午前中に現地見学会を開催します。
【29日】
(1)観光客気分で連節ライナーなどを乗り継ぎ、外宮〜内宮を参拝し、おはらい町・おかげ横丁を散策
(2)半日で連節バスやコミュニティバスを乗り継ぎ(2班制。1班5名)
【30日】
(1)電気バス乗車体験
(2)連節ライナーなどを乗り継ぎ、外宮〜内宮を参拝
※29日のセミナー終了後、会費制の交流会伊勢市駅前で開催します(定員:15名先着順、会費5,000円)

 
ご案内チラシ(PDF)
 
会場案内図

近鉄五十鈴川駅、三重交通五十鈴川駅バス停より徒歩すぐ
参加費   無料
申込方法   申し込みはこちら
     
    問合せ先:環境的に持続可能な交通(EST)普及推進委員会事務局
  公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団(担当:岡本、熊井)
  TEL:03-5844-6268 E-mail:
     
 
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