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(1)地域概要 |
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●対象国
日本
●対象都道府県
青森県
●対象市町村
八戸市
●地域概要
人口 25万人(従業者数 12万人):平成17年値
面積 305km2
●交通移動概要 |
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自動車分担率
バス
鉄道 |
65.3%
14.2%
2.1%
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(平成12年国勢調査) |
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(2)取組 |
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○バス網再編などを軸としたコンパクトシティ型EST
●概要
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新幹線駅を持ちながら中心市街地の衰退が課題となっている八戸市において、バス網の再編、地域テレビ局と連携したモビリティマネジメント、バイパス道路の拡幅による円滑化などを総合的に進め公共交通の利用促進と渋滞緩和の両立から持続可能な交通によるまちづくりを目指すものである。
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●地域計画での位置づけ |
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計画種類
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環境基本計画
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総合計画
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計画など名称 |
八戸市環境基本計画 |
第5次八戸市総合計画前期推進計画 |
策定年次 |
2005年
平成17年 |
2006年
平成18年 |
目標年次 |
**** |
2011年
平成23年 |
環境関連目標値
(CO2) |
最終エネルギー消費量のうち6%を新エネルギーでまかないます |
総エネルギー消費量187万kl(平成17年)⇒177万kl(平成23年) |
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●ESTに係る目標値 |
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概算排出量:252万t−CO2/年間(25万人×10.1t―CO2/年間)
概算自動車排出量:45万t−CO2/年間(25万人×1.8t―CO2/年間)
目標年次 :平成20年度
公共交通機関利用者数:3.2%減(8,658t−CO2/年間の削減:対未対策時) |
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●取組手法 |
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低燃費車導入
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道路整備
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交通管理の高度化
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公共交通改善
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歩行者空間の充足
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行動変容
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その他
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○
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○
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○
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○
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○
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バス |
バイパス |
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環境定期券
バス網再編
バスロケ |
トランジットモール |
テレビ局連携広報 |
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●都心再生トランジットモールの導入検討 |
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中心市街地でのトランジットモールの導入を想定して、平成17年、平成18年の2回において、八戸市商工会議所が主催による「にぎわいトランジットモール」社会実験を実施し、各種の課題を検証している。
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●公共交通体系の再編、構築 |
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新幹線八戸駅と旧市街地を結ぶ路線や、既設の路線により重複や混在が見られることから、バス網の再編や、不便地域への新設が検討されている。 |
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●バイパス道路整備による都心通過車の削減 |
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中心市街地を通過する車両の削減により、将来的な道路空間の再配分などによるトランジットモール導入など、施策展開の幅も広がることが期待されている。 |
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(3)効果 |
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●1)実施の効果 |
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・交通移動の変化
検証途上である。
・地球温暖化対策の進捗
交通移動の変化などと同様に検証途上である。
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●2)効果検証の手法の特徴 |
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・速度変化の把握
個々の調査による
・温室効果ガス排出削減の試算方法
国土交通省総合政策局環境・海洋課による調査報告書に基づく算出 |
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(4)評価 |
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八戸市は、地理的な独立性を維持していたとともに、元来コンパクトな都市形成であったことから、同規模の地方都市と比較してバス分担率が14.2%と高い割合である。しかし過去10年でのバス乗客数は4割減と大幅な低下傾向になっており、都市内のバス網の再編など抜本的な公共交通網の改善で利用者減の歯止めを目指す方向となっている。
またコンパクトな都市形成を生かして、地域に密着したケーブルテレビ局との連携により市民周知への工夫も充実している。 |
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(5)連絡先、関係窓口 |
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八戸市 都市開発部 都市政策課
■電話 0178-43-2111
内線337
■メールアドレス toshisei@city.hachinohe.aomori.jp |