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EST普及推進事業とは ESTを目指して ESTデータベース ESTリンク集
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  交通エコロジー・モビリティ財団 交通環境対策部
 ESTモデル事業地域 金沢市(石川県)
  ESTデータベース記載事項仕様
 
ゾーン別の対応方向性
図 ゾーン別の対応方向性
出典:新金沢交通戦略,平成19年3月
市内路線バス利用者数の推移
図 市内路線バス利用者数の推移
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(1)地域概要

 
対象国
 日本
対象都道府県
 石川県
対象市町村
 金沢市
地域概要
 人口 45万人(従業者数 23万人)
 面積 467km
交通移動概要
  自動車
バス
鉄道
89.3%
7.7%
3.0%
 (平成7年度金沢都市圏PT)
       
       
(2)取組

  ○非戦災都心を有する地方中核都市での、自治体主導の自動車交通需要の抑制への総合的取組み

概要

   

 都心の街並みは歴史的な価値が高い一方で、自動車需要を十分に捌けるような街路網にはなっていない。昭和40年代後半から、バスレーンの導入、バスレーンへの多人数乗車車両の走行許可などの自動車交通需要の抑制をねらった施策を取り入れてきた。昭和63年には、観光期の自動車来訪者需要の調整のために、パークアンドライドシステムを実験的に導入し、平成になってからは、その仕組みを通勤用に拡大応用した。
 自動車からの転換の受け皿としてのバス交通についても、事業者の協力のもと、都市新バスシステム、コミュニティバスなどさまざまな取組みを行っている。さらにダイナミックパークアンドライド、都心部トランジットモール実験など、交通需要マネジメントおよび交通まちづくりの観点から積極的な取組みを継続している。平成17年度には、国土交通省によるESTモデル事業実施地域のひとつに選定されている。

   
  地域計画での位置づけ
   
   
計画種類
環境基本計画
交通戦略
計画など名称 金沢市環境基本計画 新金沢交通戦略
策定年次 1998年度

2006年度

目標年次 2008年度 2015年
環境関連目標値
(CO

金沢市全体の二酸化炭素総排出量を1990年レベルより下げる。

詳細数値目標
(3)すべての自家用乗用車が使用を抑制し、月当たりのガソリン、軽油使用量を現在より20%削減する。

二酸化炭素についての特記は無い
   
  ESTモデル事業に係る目標値
    概算排出量:
総排出量 454万t−CO/年間(45万人×10.1t―CO/年間)
自動車   81万t−CO/年間(45万人×1.8t―CO/年間)
目標年次:平成19年度
運輸部門のCO削減量:896t―CO
   
  取組手法
       
低燃費車導入
道路整備
交通管理の高度化
公共交通改善
歩行者空間の充足
行動変容
その他
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低燃費バス 交差点改良
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バスロケ、
コミュニティバス
道路改良、再開発との連携
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カーシェアリング
 
  カーシェアリング
   

 平成18年11月より、「金沢都市圏におけるIT機能を活用した総合的な交通システムに関する検討会」において、カーシェアリングシステムの実証実験が、金沢市平和町など4カ所のカーステーションで、開始された。貸出カードとして公共交通ICカードとと連携していることに特徴がある。

 
 
(3)効果

  実施の効果
   

交通状況調査などにより把握途上である。

 
  効果検証の手法の特徴
    速度変化の把握
 バス運行状況などにより把握途上である。
 
 
(4)評価

   

 金沢市は、早くから自動車交通の都心流入問題に積極的に取り組んでおり、県と市、道路管理者と交通管理者、行政と運輸事業者のいずれの間でも強力な協調関係を維持しながら、多くの成果をあげている。他都市に比較して取組みが進んでいる背景のひとつは、この協調関係であるといえる。

     
 
(5)連絡先、関係窓口

   

金沢市 都市政策局 交通政策課
電話番号 076-220-2038
FAX番号 076-220-2048
メールアドレス koutsuu@city.kanazawa.ishikawa.jp

目次
 
 
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